必須アミノ酸の定義
必須アミノ酸とは私たちの体に必要にもかかわらず、体内で合成できない、あるいは合成量が必要量には足りないアミノ酸で、私たちの体を健全に保っていくためには、食物から必ず摂取しなければならないアミノ酸の事です。
さらに必須アミノ酸が不足すると細胞を構成するタンパク質の合成に支障が出てきて、私たちの体、器官、組織を維持したり、正常な成長が妨げられるアミノ酸の事になります。
反対に非必須アミノ酸は食物からも取る事ができますが、糖質や脂質、その他のアミノ酸を分解してできる中間物から私たちの身体は生合成する事ができます。必須アミノ酸は炭素骨格が複雑な枝分かれしていたり、構造をしたりしているため生合成することが出来ません。
必須アミノ酸は1950年にローズによって発見されました。ローズは純粋なアミノ酸混合物を用いて、体内で合成されない、それでいて成人にとってなくてはならない8種類のアミノ酸を明らかにしたのです。1985年、これにヒスチジンが必須であるとなり、さらに1986年からは、子供や幼児に必須のアルギニンが準必須アミノ酸として加えられ、現在は10種類になっています。

